蛛糸(読み)しゅし

精選版 日本国語大辞典 「蛛糸」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐し【蛛糸】

  1. 〘 名詞 〙 蜘蛛(くも)の巣。蛛網(ちゅもう)
    1. [初出の実例]「寒厨煙断蛛糸絡、熱竃炊催雷軸轟」(出典:玩鴎先生詠物百首(1783)擂盆)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「蛛糸」の読み・字形・画数・意味

【蛛糸】ちゆし

くもの糸。唐・盧綸〔崔侍御の早秋臥病、情を書して寄せらるる~に酬ゆ〕詩 寂として琴を罷(や)むれば、風、樹に滿つ 多の、蛛絲につ。

字通「蛛」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android