蛛網(読み)ちゅもう

精選版 日本国語大辞典 「蛛網」の意味・読み・例文・類語

ちゅ‐もう‥マウ【蛛網】

  1. 〘 名詞 〙 蜘蛛(くも)の巣。ちゅうもう。
    1. [初出の実例]「遂使寺中礼懺鐘梵逓虧樹下禅合龍蛛網交闇」(出典顕戒論(820)下)
    2. 「電線の交錯最も多く、殆ど一百線あり、集りて又四方に分る、宛として蛛網の如し」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)
    3. [その他の文献]〔雑曲歌辞‐暗牖懸蛛網〕

しゅ‐もう‥マウ【蛛網】

  1. 〘 名詞 〙 蜘蛛(くも)の巣。
    1. [初出の実例]「遂使寺中礼懺、鐘梵逓虧、樹下禅龕、蛛網交闇」(出典:顕戒論(820)下)
    2. [その他の文献]〔皮日休‐題屋壁詩〕

ちゅう‐もう‥マウ【蛛網】

  1. 〘 名詞 〙ちゅもう(蛛網)日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「蛛網」の読み・字形・画数・意味

【蛛網】ちゆもう

くもの巣。

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