蛭類(読み)ひるるい

精選版 日本国語大辞典 「蛭類」の意味・読み・例文・類語

ひる‐るい【蛭類】

  1. 〘 名詞 〙 環形動物門の一綱。からだは背腹に扁平で柔軟。三四体節よりなるが、各体節には外観的体環が二~一六個ある。口吸盤と腹(後)吸盤をもつ。消化管は直走し、胃には多数の側盲嚢があって、吸った血液を一時たくわえる。口腔内面には三個の顎板または棘をもち、吸血性のヒルでは唾液腺から血液の凝固を阻止するヒルジンを分泌する。神経系は三四個の神経節よりなり、排出器は腎管。雌雄同体。雄性生殖孔は雌性生殖孔より前方にある。淡水海水陸上に分布する。〔生物学語彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む