蜀魄(読み)しょくはく

精選版 日本国語大辞典 「蜀魄」の意味・読み・例文・類語

しょく‐はく【蜀魄】

  1. 〘 名詞 〙 鳥「ほととぎす(杜鵑)」の異名。〔伊京集(室町)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 杜鵑 名詞 項目

普及版 字通 「蜀魄」の読み・字形・画数・意味

【蜀魄】しよくはく

ほととぎす。蜀の望帝が一たび譲位し、のち復位を願ってえず、この鳥となって悲鳴するという。唐・姚揆〔村行〕詩 亂山、蜀魄き 櫂(こたう)(一本かい)、巴陵に宿る 影はし、村橋の柳 光はし、水寺の燈

字通「蜀」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android