蜂の子料理(読み)はちのこりょうり

日本大百科全書(ニッポニカ) 「蜂の子料理」の意味・わかりやすい解説

蜂の子料理
はちのこりょうり

長野県郷土料理地中にあるクロスズメバチの巣を掘り出し、裏側から加熱して幼虫を取り出す。しょうゆと砂糖で調味して炒(い)り、そのままおつまみにしてもいいし、飯に添えてもいい。「蜂の子飯」は、普通に炊いた飯に蜂の子を1人前20グラム(缶詰瓶詰の市販品)とミツバ少々を加えて、静かにかき混ぜて5~6分蒸らしてから供する。炒ったり煮たりした蜂の子には、大根おろしを添える。

多田鉄之助


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android