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蜷川親俊日記 にながわちかとしにっき

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世界大百科事典 第2版の解説

にながわちかとしにっき【蜷川親俊日記】

室町幕府12代将軍足利義晴の時期に政所代(まんどころだい)をつとめた蜷川親俊(?‐1569)の日記。1538年(天文7)より42年までの自筆日記と49年より52年の残簡が残る。職務柄,将軍周辺の動向を伝える記事が多いが,主家である伊勢氏や自家の所領支配に関する記事にも詳しく,荘園制末期における土地支配を考える資料としても貴重である。《文科大学史誌叢書》《続史料大成》所収。【桑山 浩然】

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世界大百科事典内の蜷川親俊日記の言及

【蜷川氏】より

…親当(ちかまさ)は智蘊と号し,幕臣としてより連歌師として著名で,二条良基と宗砌(そうぜい)の中間に位置する人物として知られる。親当の子親元(1433‐88)は伊勢貞宗の被官として8代将軍義政に仕え,応仁の乱前後の政情を記した日記《蜷川親元日記》を残し,親元の子親孝(?‐1525),曾孫の親俊(?‐1569)も《蜷川親孝日記》《蜷川親俊日記》を残す。政所の政務処理の過程で作られる訴状や裁許状の控は〈賦引付(くばりひきつけ)〉〈御判(ごはん)引付〉などと呼ばれるが,売買,貸借,質入れなど政所所管事項の実務を記録するこれら記録は,すべて蜷川氏によって筆録されたもので,中世後期の経済界,とりわけこの時期に頻発する徳政一揆の背景を知りうる史料として貴重である。…

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