桑山(読み)クワヤマ

デジタル大辞泉 「桑山」の意味・読み・例文・類語

くわやま〔くはやま〕【桑山】

江戸時代、大坂天王寺町珊瑚寺さんごじ相伝の、子供万病に効くとされた薬。豊臣の家臣桑山修理大夫しゅりだいぶ朝鮮出兵の際に持ち帰ったものという。桑山小粒薬。桑山の小粒。

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精選版 日本国語大辞典 「桑山」の意味・読み・例文・類語

くわ‐やまくは‥【桑山】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、子ども病気の万能薬として用いた小粒の丸薬文祿慶長の役で、豊臣家の桑山修理大夫が持ち帰ったという。大坂天王寺の珊瑚寺から売り出された。桑山の小粒。桑山小粒薬。桑山小粒丸。
    1. [初出の実例]「ふたりの子共が朝ぶさまへわすれず、必くはやまのませてくだされ」(出典:浄瑠璃・心中天の網島(1720)中)

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「桑山」の解説

桑山

正式社名「株式会社桑山」。英文社名「KUWAYAMA CORPORATION」。製造業。昭和45年(1970)「株式会社桑山貴金属鎖」設立。同61年(1986)「株式会社桑山貴金属」に改称。平成12年(2000)現在の社名に変更本社は東京都台東区東上野。貴金属・宝飾品製造卸売会社。金・プラチナネックレスなど自社工場で生産。JASDAQ上場。証券コード7889。

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