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浩然 こうぜんHao Ran

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

浩然
こうぜん
Hao Ran

[生]1932.3.25. 河北
中国の小説家。本名,梁金広。貧農の出で,10歳のとき父母を亡くした。抗日戦争中,各種の宣伝活動に従事。 1958年,農業合作社の運動を題材とした短編集『喜鵲登枝』を出して注目され,以後,社会主義体制下の新しい農村を描いた作品を発表。

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大辞林 第三版の解説

こうぜん【浩然】

( トタル ) [文] 形動タリ 
水の豊かなさま。
心などが、ひろびろとゆったりしているさま。 「精神-として仙化する/欺かざるの記 独歩

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

浩然
こうぜん / ハオラン
(1932―2008)

中国の小説家。本名は梁金広(りょうきんこう/リアンチンコアン)。河北(かほく/ホーペイ)省趙各荘(ちょうかくしょう/チャオコーチョアン)の炭鉱に生まれ、少年時代から革命闘争に参加。農村工作に従事していたが、投稿を契機に新聞記者となる。1956年の『喜鵲登枝(きじゃくとうし)』以来、農村を舞台にした短編小説を多作、『彩霞集(さいかしゅう)』(1963)、『杏花雨(きょうかう)』(1964)など百数十編を発表した。また児童文学でも知られる。1966年に長編『艶陽天(えんようてん)』(うららかなひ)を完成、農業集団化をめぐる農村の各階層の対立を生き生きと描いて注目され、文化大革命中も人民公社化を描く長編『金光大道』(1972。邦訳『輝ける道』)を発表し、文革を代表する作家とよばれた。四人組失脚後は一時批判を浴びたが、その後1979年に長編『男婚女嫁』を発表している。1986年に北京(ペキン)市内から郊外の農村へ居を移し、多くの農民作家の育成に努めた。1988年、市場経済に向かう農村をテーマに『蒼生(そうせい)』を執筆し、テレビドラマ化される。2000年には口述の自伝『我的人生』(私の人生)を発表し、注目された。中国作家協会理事、中国大衆文学会副会長、北京市文連(文学芸術界連合会)副主席、北京市作家協会主席、『北京文学』誌主編、『蒼生』誌主編などを歴任。[刈間文俊]
『伊藤克訳『艶陽天』全8巻(1974~75・青年出版社) ▽神崎勇夫訳『輝ける道』全3巻(1974・東方出版)』

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