日本歴史地名大系 「蝦夷商賈聞書」の解説 蝦夷商賈聞書えぞしようこききがき 一冊成立 元文四年頃写本 市立函館図書館解説 いわゆる場所請負制度が蝦夷地全域に普遍化しつつあった元文四年頃の蝦夷地の経済事情に関する詳細な聞書。主として東西蝦夷地各場所の知行主・主要産物や運上金、交易船の派遣状況のことなどについて記す。それによれば当時の藩主直轄場所はソウヤ、クスリ、アッケシ、キイタップの四ヵ所に減少しており、ソウヤにはカラフトアイヌが交易のために唐物を持参していることが記されている。巻末には蝦夷詞三九語をのせている。活字本 「松前町史」史料編第三巻 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by