日本歴史地名大系 「蝦夷地開拓移住隊士の墓」の解説 蝦夷地開拓移住隊士の墓えぞちかいたくいじゆうたいしのはか 北海道:胆振支庁苫小牧市勇払村蝦夷地開拓移住隊士の墓[現在地名]苫小牧市字勇払JR日高本線勇払(ゆうふつ)駅南東の勇払史跡公園にある市指定史跡。一七九九年(寛政一一年)幕府は北辺近海に出没する外国船に対処するため東蝦夷地を直轄地とし、箱館に蝦夷地取締御用掛(のちの箱館奉行)を置き、幕吏を派遣、東北諸藩に警備を命じた。八王子千人同心の千人頭原半左衛門は同心子弟一〇〇名をもって新たに一隊を編制し、警備と開拓の任に当たりたいと幕府に願出て許可となった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報