螺子が緩む(読み)ネジガユルム

デジタル大辞泉 「螺子が緩む」の意味・読み・例文・類語

螺子ねじゆる・む

規律がゆるんで、だらだらしている。緊張を欠く。「とかく春休みは―・む」

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精選版 日本国語大辞典 「螺子が緩む」の意味・読み・例文・類語

ねじ【螺子】 が 緩(ゆる)

  1. かたくしまっていた螺子(ねじ)がゆるくなる。また比喩的に、緊張がゆるんでだらしなくなる。たるむ。
    1. [初出の実例]「丁度螺旋(ネヂ)が緩んで止り際になった時計のやうに」(出典:名張少女(1905)〈田山花袋〉七)
    2. 「彼は年老い涙腺までネヂがゆるんで、よく涙をこぼす」(出典:青鬼の褌を洗ふ女(1947)〈坂口安吾〉)

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