螺子が緩む(読み)ネジガユルム

精選版 日本国語大辞典 「螺子が緩む」の意味・読み・例文・類語

ねじ【螺子】 が 緩(ゆる)

  1. かたくしまっていた螺子(ねじ)がゆるくなる。また比喩的に、緊張がゆるんでだらしなくなる。たるむ。
    1. [初出の実例]「丁度螺旋(ネヂ)が緩んで止り際になった時計のやうに」(出典:名張少女(1905)〈田山花袋〉七)
    2. 「彼は年老い涙腺までネヂがゆるんで、よく涙をこぼす」(出典:青鬼の褌を洗ふ女(1947)〈坂口安吾〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む