蟄虫戸を坏ぐ(読み)ちっちゅうこをふさぐ

精選版 日本国語大辞典 「蟄虫戸を坏ぐ」の意味・読み・例文・類語

ちっちゅう【蟄虫】 戸(こ)=を坏(ふさ)ぐ[=に坏(つちか)う]

  1. 冬ごもりする虫が、寒さを防ぐために入口の穴をせまくふさぐ。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「八月中 蟄虫坯(トヲマス)」(出典:文明本節用集(室町中))
    2. 「蟄虫坏戸(チッチウコヲフサグ)は虫冬の寒気をふせがんため土にて穴をふさぐ也」(出典:俳諧・改正月令博物筌(1808)八月)
    3. [その他の文献]〔礼記‐月令〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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