蟹の横這い(読み)カニノヨコバイ

デジタル大辞泉 「蟹の横這い」の意味・読み・例文・類語

かに横這よこば

物事がなかなか前に進まないこと。
《他からは不自然に見えても、カニにとっては自然な歩き方であることから》他人が見ると不自由そうでも、自分には最も適していること。また、それぞれが自分の特色をもっていること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「蟹の横這い」の解説

蟹の横這い

はた目には不自由に見えても、自分には最も適していること。また、それぞれが自分の特色を生かした才能を持っていることのたとえ。

[解説] カニの歩き方はぎこちないようでも、カニにとってはいちばんいい歩き方であるという意味から。「猿の木登り」と続けることもあります。

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