蠣の持ち殺し(読み)あざのもちごろし

精選版 日本国語大辞典 「蠣の持ち殺し」の意味・読み・例文・類語

あざ【蠣】 の=持(も)ち殺(ごろ)し[=握(にぎ)り殺(ごろ)し]

  1. めくりカルタを打つ時、せっかく強い有利な札のあざを手に入れながら、それを死札にしてしまう意から、役に立つ物や才能をもちながら活用できないことのたとえ。宝の持ち腐れ。
    1. [初出の実例]「偏(ひとへ)に日に逢へる土龍(むぐろもち)の如く、忽に蠣の持殺となれり」(出典浮世草子・渡世身持談義(1735)三)

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