蠧害(読み)とがい

精選版 日本国語大辞典 「蠧害」の意味・読み・例文・類語

と‐がい【蠧害】

  1. 〘 名詞 〙 虫が食って物をそこなうこと。むしばむこと。転じて、物事をそこない害をなすことのたとえ。
    1. [初出の実例]「詔曰。京及諸国多有盗賊。或捉人家却掠、或在海中侵奪。蠧害百姓於此」(出典続日本紀‐天平二年(730)九月庚辰)
    2. 「是当家の蠧害(トガイ)釈門残賊なるべし」(出典:太平記(14C後)一八)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐劉陶伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む