蠧害(読み)とがい

精選版 日本国語大辞典 「蠧害」の意味・読み・例文・類語

と‐がい【蠧害】

〘名〙 虫が食って物をそこなうこと。むしばむこと。転じて、物事をそこない害をなすことのたとえ。
続日本紀‐天平二年(730)九月庚辰「詔曰。京及諸国多有盗賊。或捉人家却掠、或在海中侵奪。蠧害百姓於此
太平記(14C後)一八「是当家の蠧害(トガイ)釈門残賊なるべし」 〔後漢書‐劉陶伝〕

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