血が上がる(読み)ちがあがる

精選版 日本国語大辞典 「血が上がる」の意味・読み・例文・類語

ち【血】 が=上(あ)がる[=上(のぼ)る]

  1. 産後疲労や、精神的ショックなどによってのぼせるなどの異常を起こす。また、興奮して頭に血が集まる。のぼせる。逆上する。上気する。血が起こる。
    1. [初出の実例]「産後に血あがり、めまい口くひつめ」(出典:全九集(1566頃)二)
    2. 「今のさはぎに血(チ)があがったのだろう」(出典滑稽本東海道中膝栗毛発端(1814))
    3. 「一伍一什を女房に話すと、直に血(チ)が上(ノボ)り」(出典:歌舞伎・三人吉三廓初買(1860)三幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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