血ばむ(読み)チバム

デジタル大辞泉 「血ばむ」の意味・読み・例文・類語

ち‐ば・む【血ばむ】

[動マ五(四)]血がにじむ。「ガーゼが―・む」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「血ばむ」の意味・読み・例文・類語

ち‐ば・む【血ばむ】

  1. 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 ( 「ばむ」は接尾語 ) 血がふくまれる。血がにじむ。血の色になる。
    1. [初出の実例]「立てつづく尖屋根血ばみ疲れて 雲赤くもだゆる日」(出典:邪宗門(1909)〈北原白秋〉外光と印象・顔の印象)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android