血起請(読み)ちぎしょう

精選版 日本国語大辞典 「血起請」の意味・読み・例文・類語

ち‐ぎしょう‥ギシャウ【血起請】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ちきしょう」とも ) 血液で書いた起請文(きしょうもん)。また、かたく約束したという誓いの文句自分の血で書くこと。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「二世の誓ひを此のやうに、取交したる血起請(チギシャウ)も、今となりては反故同然」(出典歌舞伎好色芝紀島物語(1869)五幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む