デジタル大辞泉
「誓ひ」の意味・読み・例文・類語
うけい〔うけひ〕【▽誓ひ/▽祈ひ】
神に誓うことによって吉凶・成否を占うこと。誓約。
「夫―の中に必ず当に子を生むべし」〈神代紀・上〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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うけいうけひ【誓・祈】
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「うけう(誓)」の連用形の名詞化 )
- ① わからないことを神意によって知るために、誓いを立てること。
- [初出の実例]「夫れ誓約之中〈誓約之中、此をば宇気譬能美難箇(ウケヒのみなか)と云ふ〉に」(出典:日本書紀(720)神代上)
- ② ( 中古以後の用法で ) 人の不幸や死を神に祈ること。のろうこと。
- [初出の実例]「いきあつまりて、うけひのろひぞせん」(出典:宇津保物語(970‐999頃)蔵開下)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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