行厨(読み)コウチュウ

デジタル大辞泉 「行厨」の意味・読み・例文・類語

こう‐ちゅう〔カウ‐〕【行×厨】

弁当
車中にて―を食らう」〈柳北・航西日乗〉

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精選版 日本国語大辞典 「行厨」の意味・読み・例文・類語

こう‐ちゅうカウ‥【行厨】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 弁当をいう。
    1. [初出の実例]「岸高旅艇暫維柳、〈略〉山近行厨便薇」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)七・初出西府宿香椎宮之浜殿〈釈蓮禅〉)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐厳公仲夏枉駕草堂兼攜酒饌詩〕
  3. 野外炊事場
    1. [初出の実例]「月随帰棹千程遠、煙起行厨一穂繊」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)七・宿道口津賦所見〈釈蓮禅〉)

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