コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

行基葺き ギョウキブキ

2件 の用語解説(行基葺きの意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ぎょうき‐ぶき〔ギヤウキ‐〕【行基×葺き】

本瓦葺きの一。丸瓦の下方が末広がりとなったものを用い、下方に置く丸瓦の細いほうを覆うように順々に重ねて葺いたもの。法隆寺金堂の玉虫厨子(たまむしのずし)の屋根にみられる。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

ぎょうきぶき【行基葺き】

本瓦葺ほんかわらぶきの一。先細りの丸瓦を細い方を上にして用い、少しずつ重ねながら下から上へ葺いていくもの。法隆寺の玉虫厨子ずし宮殿屋根などに見られる。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の行基葺きの言及

【瓦】より

…瓦といえば,今日では一般に桟瓦(さんがわら)を連想するが,古くは丸瓦と平瓦を組み合わせて葺き上げていく方法,すなわち本瓦葺きが基本的な葺き方であった。日本では瓦作りが始まった当初から,丸瓦は重なりを考慮して一方を狭く作る行基葺き式のものと,重なりの部分に玉縁のつくものとが混在していた。そして永い歴史を経た末,江戸時代にいたって丸瓦と平瓦を組み合わせて1枚とした形の桟瓦が考案された。…

【屋根】より

…平瓦は木口をみせて重ねて葺き,丸瓦は後ろの重なる部分に玉縁がついていて,葺上りは木口をみせない。丸瓦に玉縁をつけず全体を先細りにし,木口をみせて重ね葺きするものを行基葺き(ぎようきぶき)という。行基葺きはおもに平安時代から鎌倉時代にかけて行われた。…

※「行基葺き」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

行基葺きの関連キーワード末広根本平瓦丸瓦糸丸瓦瓦葺き土居葺き本瓦葺き本葺き牡瓦

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone