行町村(読み)あるきまちむら

日本歴史地名大系 「行町村」の解説

行町村
あるきまちむら

[現在地名]鶴来町行町

手取川扇状地の扇央部に位置し、西は針道はりみち村。ごう用水の支流五郎丸ごろうまる川、郷用水西にし川の支流かね川が流れる。仮名付帳には安養寺あんようじ村枝郷とある。暦応二年(一三三九)六月二七日の託何消息(「託何上人御法語」清浄光寺蔵)に「加賀国歩町殿エノ御書」と表題が付されており、当地にかかわるものと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android