「街とその不確かな壁」

共同通信ニュース用語解説 「「街とその不確かな壁」」の解説

「街とその不確かな壁」

村上春樹さんが4月に刊行した長編小説。初版30万部で電子書籍同時配信された。1980年に発表した中編「街と、その不確かな壁」を基にした第1部と、その主人公が40代になり福島県図書館に職を得て、不思議な出会いや体験をする第2、3部で構成される。2020年に感染拡大が始まった新型コロナウイルス禍の中で書かれ、作中では「疫病」への言及もされている。

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