衝激(読み)しょうげき

精選版 日本国語大辞典 「衝激」の意味・読み・例文・類語

しょう‐げき【衝激・衝戟】

  1. 〘 名詞 〙 はげしくつきあたること。また、人の心にはげしい動揺を与えること。衝撃
    1. [初出の実例]「以上河流を良好に維持し、衝激渋滞河床堆淤水面亢隆横溢等の害を除き」(出典:地方官会議日誌‐九・明治八年(1875)七月二日)
    2. 「私は突如として全体意識の上に、一種の厳粛なる衝戟を感じたのである」(出典:樹かげ(1918)〈相馬御風〉)
    3. [その他の文献]〔庾信‐鄭偉墓誌銘〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「衝激」の読み・字形・画数・意味

【衝激】しようげき

激突する。唐・元結〔漫歌八曲、四、小回中〕詩 叢石大江にたはる 人は言ふ、是れ臺なりと 水石相ひ衝激し 此の中に小回を爲す

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