衣紋竿(読み)エモンザオ

デジタル大辞泉 「衣紋竿」の意味・読み・例文・類語

えもん‐ざお〔‐ざを〕【衣紋×竿】

衣服をかけるさお。 夏》

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精選版 日本国語大辞典 「衣紋竿」の意味・読み・例文・類語

えもん‐ざお‥ざを【衣紋竿】

  1. 〘 名詞 〙 衣服を掛ける竿。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「偶と衣紋竿に懸けた胴裏の紅い女の平常着(ふだんぎ)が眼に附いたので」(出典煤煙(1909)〈森田草平〉七)

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世界大百科事典(旧版)内の衣紋竿の言及

【衣桁】より

…竹製もある。このほか江戸時代になってできたものに着物を1枚ずつ袖を通して掛ける衣紋棹(えもんざお)がある。【小泉 和子】。…

※「衣紋竿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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