表面金利(読み)ヒョウメンキンリ(その他表記)nominal interest rate

デジタル大辞泉 「表面金利」の意味・読み・例文・類語

ひょうめん‐きんり〔ヘウメン‐〕【表面金利】

金融機関が貸し出しを行うとき、借主との間で約定した金利

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精選版 日本国語大辞典 「表面金利」の意味・読み・例文・類語

ひょうめん‐きんりヘウメン‥【表面金利】

  1. 〘 名詞 〙 金融機関が資金貸出を行なう場合、表面上公表される金利。歩積、両建などによって債務者が実質的に負担する金利(実効金利)は一般にこれを上回る。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「表面金利」の意味・わかりやすい解説

表面金利
ひょうめんきんり
nominal interest rate

金融機関が取引先に貸出しを行なう場合に,取引先と約定したそのままの金利。これに対して,同じ取引先が同じ銀行に預けてある預金などを勘案し,取引先の実質的な金利負担を計算したものを実効金利という。実効金利は一般に預金の利回りが高いほど低く,また,貸出しの表面金利が預金の利回りを上回っている場合には,預金の額が多いほど高くなる。

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百科事典マイペディア 「表面金利」の意味・わかりやすい解説

表面金利【ひょうめんきんり】

実効金利

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