衵衣(読み)あこめぎぬ

精選版 日本国語大辞典 「衵衣」の意味・読み・例文・類語

あこめ‐ぎぬ【衵衣】

  1. 〘 名詞 〙あこめ(衵)
    1. [初出の実例]「衵 唐韻云衵〈漢語抄云 阿古女岐奴〉女人近身衣也」(出典:十巻本和名抄(934頃)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「衵衣」の読み・字形・画数・意味

【衵衣】じつ(ぢつ)い

ふだん着。〔後漢書、文苑下、衡伝〕衡みて(曹)操のに至りて止(とど)まる。、之れを訶して曰く、鼓、何ぞ裝を改めざると。~是(ここ)に於て先づ衵衣を解き、に餘を釋(と)き、裸身にして立つ。~操笑つて曰く、本(もと)衡を辱めんと欲せしに、衡反つてを辱むと。

字通「衵」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android