袁彦道(読み)エンゲンドウ

デジタル大辞泉 「袁彦道」の意味・読み・例文・類語

えん‐げんどう〔ヱンゲンダウ〕【××彦道】

中国、東晋時代のばくちに巧みだった人の名から》ばくち。
「ある時は博徒聚合つどへて、―の技にふけり」〈読・八犬伝・八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「袁彦道」の意味・読み・例文・類語

えん‐げんどう ヱンゲンダウ【袁彦道】

[2] 〘名〙 (「晉書袁耽伝」に見える、ばくちに巧みだった(一)の名から) ばくち。
読本南総里見八犬伝(1814‐42)八「ある時は博徒を聚合(つどへ)て、袁彦道(ヱンゲンドウ)の技(わざ)に耽り」

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