袖掛神社(読み)そでかけじんじや

日本歴史地名大系 「袖掛神社」の解説

袖掛神社
そでかけじんじや

[現在地名]菊川町大字上保木

天郷あまごう山の麓にあり、近くの田の中に大歳おおとし社の森がある。祭神は天之御中主神で、素盞嗚神・櫛名田姫を配祀する。旧村社。

社伝によれば昔天郷の峰(袖掛山)に祀られていたが、明徳元年(一三九〇)現在地へ移されたという。天郷山は雨乞山の謂であろう。旧社号は妙見宮と称していた。延徳三年(一四九一)、弘治二年(一五五六)、寛文九年(一六六九)、天和元年(一六八一)、寛政二年(一七九〇)の棟札を蔵し、ほかに神事祭礼の定書を記した杉板四、五枚があり、文明一六年(一四八四)、明応七年(一四九八)、文亀三年(一五〇三)などのものもある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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