裁落す(読み)タチオトス

デジタル大辞泉 「裁落す」の意味・読み・例文・類語

たち‐おと・す【裁(ち)落(と)す】

[動サ五(四)]裁ち切って不必要な部分を取り除く。「布を―・す」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「裁落す」の意味・読み・例文・類語

たち‐おと・す【裁落】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 裁断して不必要な部分を切り落とす。布地などを衣服に仕立てるために余分な所を裁ち切って除く。
    1. [初出の実例]「紐は松葉色の、五呂服絲の端(みみ)を、立落(タチオト)せしを」(出典人情本春告鳥(1836‐37)八)
    2. 「同型に揃へるために、遠慮なく厚い台紙の端を裁ち落しながら」(出典:学生時代(1918)〈久米正雄〉受験生の手記)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む