裏通(読み)うらどおり

精選版 日本国語大辞典 「裏通」の意味・読み・例文・類語

うら‐どおり‥どほり【裏通】

  1. 〘 名詞 〙 裏手道路裏道。⇔表通り
    1. [初出の実例]「松坂や矢川へはいるうら通り〈野坡〉 吹るる胼(ひび)もつらき闇の夜〈孤屋〉」(出典:俳諧・炭俵(1694)上)

うら‐どおし‥どほし【裏通】

  1. 〘 名詞 〙 裏通りを近道して行くこと。
    1. [初出の実例]「コレサコレサ、マア裏通し、杵正へでも行って、腹を直すがいい」(出典:歌舞伎・謎帯一寸徳兵衛(1811)大切)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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