裾継(読み)すそつぎ

精選版 日本国語大辞典 「裾継」の意味・読み・例文・類語

すそ‐つぎ【裾継】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙
    1. 小袖の裏の裾を、別布で継ぎ合わせたもの。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    2. 表袴(うえのはかま)の膝の部分にある継ぎ合わせ目。足継。膝継。
      1. [初出の実例]「丹波口にてけつまづいて、すそつぎまでふん裂いた」(出典:歌謡・松の葉(1703)三・三谷がへり)
  2. [ 2 ] 江戸時代、江戸深川にあった岡場所、三櫓の一つ。裏櫓に隣接し、油堀に面した地域。現在の江東区門前仲町二丁目にあたる。すそつつぎ。すそ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む