精選版 日本国語大辞典 「油堀」の意味・読み・例文・類語 あぶら‐ぼり【油堀】 東京都江東区深川から富岡八幡宮の裏を通り木場に達する堀。油蔵が多かった。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本歴史地名大系 「油堀」の解説 油堀あぶらぼり 東京都:江東区旧深川区地区油堀江戸時代に大川(隅田川)から木場(きば)まで通じた堀。中佐賀(なかさが)町と下佐賀町の間を抜け、永代(えいたい)寺・富岡(とみおか)八幡宮の北側を通った。開削は元禄一二年(一六九九)といわれる。名前の由来は、堀に面する一色(いつしき)町の内を油問屋組合が仲間地として購入し、油置場に使用していたことによる(文政町方書上)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報