油堀(読み)あぶらぼり

精選版 日本国語大辞典 「油堀」の意味・読み・例文・類語

あぶら‐ぼり【油堀】

  1. 東京都江東区深川から富岡八幡宮の裏を通り木場に達する堀。油蔵が多かった。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本歴史地名大系 「油堀」の解説

油堀
あぶらぼり

江戸時代に大川(隅田川)から木場きばまで通じた堀。中佐賀なかさが町と下佐賀町の間を抜け、永代えいたい寺・富岡とみおか八幡宮の北側を通った。開削は元禄一二年(一六九九)といわれる。名前の由来は、堀に面する一色いつしき町の内を油問屋組合が仲間地として購入し、油置場に使用していたことによる(文政町方書上)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む