複数政党制民主主義運動(読み)ふくすうせいとうせいみんしゅしゅぎうんどう(その他表記)Movement for Multiparty Democracy; MMD

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「複数政党制民主主義運動」の意味・わかりやすい解説

複数政党制民主主義運動
ふくすうせいとうせいみんしゅしゅぎうんどう
Movement for Multiparty Democracy; MMD

複数政党制を主張し,1990年7月に結成されたザンビアの組織 (12月に政党となった) 。 64年の独立以来続いた統一民族独立党 (UNIP) のカウンダ政権に対し,ザンビア労働組合会議 (ZCTU) ,実業家,学生,教会関係者などが結集した。 91年8月複数政党制が認められ 10月に選挙が行われた結果,UNIPは惨敗し MMDが圧勝した。大統領選挙でも ZCTUのチルバ書記長が大差でカウンダを敗り新大統領になった。しかし 92年 MMDの党内批判勢力が国民統一会議 (CNU) を結成するなど政権の基盤は脆弱といえる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む