複数準備通貨制度(読み)ふくすうじゅんびつうかせいど

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「複数準備通貨制度」の意味・わかりやすい解説

複数準備通貨制度
ふくすうじゅんびつうかせいど

準備通貨を複数化するシステム。為替市場への介入資金の円滑な調達や,各国の準備資産の為替リスク分散のために,準備通貨をドルだけでなく円やマルク,SDRなど複数化しようとするもの。この背景には,各国の政策協調・協調介入が進んで,各国の通貨の持ち合いが必要になったこと,アメリカ経済の相対的重要性の低下に従い,ドルとアメリカ経済のウエートのバランスが崩れたため,ドルの持つ役割を分担・補完する必要が生じたことなどがある。

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