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複語尾 フクゴビ

デジタル大辞泉の解説

ふく‐ごび【複語尾】

山田孝雄(よしお)の用語。いわゆる助動詞のうち、用言のみに下接するものの称。これに含まれない文語の「なり」「たり」「ごとし」、口語の「です」「だ」「ようだ」などに比して用言との一体感が強い。

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

ふくごび【複語尾】

山田孝雄の用語。一般に助動詞と呼ばれるものにほぼ相当する語で、用言だけに接続するものをいう。動詞の語尾が複雑に発達・分出したものとして名付けられた。 〔一般に助動詞と呼ばれる語のうち、「なり」「たり」「ごとし」「だ」「です」「である」は形式用言と呼び、複語尾に入れない〕

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

世界大百科事典内の複語尾の言及

【品詞】より

… なお,助詞,助動詞については,松下はともに〈原辞〉として他の品詞と同次元では扱わない。山田は助動詞をすべて用言の中に含めて〈複語尾〉と呼ぶ。時枝は詞辞の別を表現過程において概念過程を含むか否かに求めるので,いわゆる助動詞から,あるものを詞である接尾語として除外し,通例と範囲を異にする。…

※「複語尾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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