褐条べと病

飼料作物病害図鑑 「褐条べと病」の解説

褐条べと病(トウモロコシ)

べと病の一種の糸状菌病。日本でトウモロコシ発生している唯一のべと病。梅雨期に入ると、黄色〜黄褐色、葉脈で区切られ、長方形〜条状、長さ0.5〜2cm、幅3ー7mmの病斑が現れる。後にこの病斑が長く延びて、赤紫色になり、葉全体が枯死する。発生は下葉にとどまることが多く、被害は現在のところ,あまり大きくはない。発生には土壌温度30℃前後が好適である。病原菌はメヒシバ類にも寄生するとされる。

出典 畜産草地研究所飼料作物病害図鑑について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android