下葉(読み)シタバ

精選版 日本国語大辞典 「下葉」の意味・読み・例文・類語

した‐ば【下葉】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 枝または幹の下の方にある葉。
    1. [初出の実例]「天雲に雁そ鳴くなる高円(たかまと)の萩の之多婆(シタバ)はもみち敢(あ)へむかも」(出典万葉集(8C後)二〇・四二九六)
    2. 「芭蕉の下葉に軒をならべて、予が薪水の労をたすく」(出典:俳諧・奥の細道(1693‐94頃)日光)
  3. 森の下草の葉。
    1. [初出の実例]「君し来ば手馴れの駒に刈り飼はむ盛り過ぎたる下葉なりとも」(出典:源氏物語(1001‐14頃)紅葉賀)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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