襟付が厚い(読み)えりつきがあつい

精選版 日本国語大辞典 「襟付が厚い」の意味・読み・例文・類語

えりつき【襟付】 が 厚(あつ)

  1. ( 襟元の厚薄によって貧富を判断したところから ) 金持ちである。裕福である。えりがあつい。
    1. [初出の実例]「爰(ここ)色茶屋の家々に養子娘の手入らずを拵(こしら)へ、襟付(ヱリツキ)の厚(アツ)い上大臣に仕掛け」(出典浮世草子傾城禁短気(1711)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android