ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「西セム音節文字」の意味・わかりやすい解説 西セム音節文字にしセムおんせつもじWest Semitic syllabaries セム語族のうち,アッカド語以外の諸言語に用いられたさまざまの文字。フェニキア文字,ヘブライ文字,アラム文字,アラビア文字など。前2千年紀中期に発達しはじめた。本来,子音字だけであったが,紀元後には母音字もできはじめた。なお,これらの文字体系を音節文字とは認めず,アルファベットと考える学者も多い。 (→セム文字 ) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by