西ノ岡村(読み)にしのおかむら

日本歴史地名大系 「西ノ岡村」の解説

西ノ岡村
にしのおかむら

[現在地名]明石市魚住町西岡うおずみちようにしおか

瀬戸川の西側に位置し、南は播磨灘、東は浜谷はまたに村。西浦辺組に所属。応永二八年(一四二一)二月二一日のしん大夫檀那譲状(肥塚文書)にみえる「いをすミ庄の内 にしのむら」は当地と考えられる。天正一三年(一五八五)四月生駒親正の家臣八条正次は西ノ岡村内の開発田を金輪こんりん(現高野山真言宗金輪寺)に寄進した(「八条正次田地寄進状」薬師院文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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