西上之宮村(読み)にしかみのみやむら

日本歴史地名大系 「西上之宮村」の解説

西上之宮村
にしかみのみやむら

[現在地名]伊勢崎市西上之宮町

東上之宮村の西、ふじ川左岸に位置し、対岸樋越ひごし(現佐波郡玉村町)、南は利根川を挟み下之宮しものみや(現玉村町)。村中央を高崎道が東西に通る。古くは東上之宮村と一村西上にしがみともよばれる。元禄郷帳に西上之宮村とあり、高二五七石余、前橋藩領。天明三年(一七八三)浅間焼けによる泥押しでは大きな被害を受け、長さ一千二〇〇間、幅四間、深さ二丈ほどの用水堀が焼石泥に埋まっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android