西中之条村(読み)にしなかのじようむら

日本歴史地名大系 「西中之条村」の解説

西中之条村
にしなかのじようむら

[現在地名]中之条町西中之条

東から南、西南にかけてを中之条町に囲まれ、枯木沢かれきざわ川・胡桃沢くるみざわ川が東南流する。万治二年(一六五九)の沼田藩領分書上写によると高一六七石余。寛文郷帳では田方五一石余・畑方一一五石余。寛文三年(一六六三)の沼田藩領新検地控では七五二石余、うち一〇八石余が真田家家臣大館安太夫の給地。貞享二年(一六八五)沼田藩領再検地控では三八七石余。真田氏改易後は幕府領となるが、元禄一六年(一七〇三)沼田藩領となり、宝永元年(一七〇四)沼田領村々石高書上では高三八七石余、田方一〇町二反余・畑方六五町一反余。享保一七年(一七三二)幕府領に戻った。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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