西出朝風(読み)にしで ちょうふう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西出朝風」の解説

西出朝風 にしで-ちょうふう

1884-1943 明治-昭和時代前期の歌人
明治17年10月6日生まれ。明治30年代から口語歌を発表する。大正3年「新短歌と新俳句」,11年「純正詩社雑誌」を創刊し,口語歌運動の発展につとめた。詠風は竹久夢二の影響をうけ,感傷的な傾向をみせた。昭和18年3月14日死去。60歳。石川県出身。慶応義塾中退。本名は一(つかさ)。歌集に「半生の恋と餓(うえ)」「少年の歌」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android