西大山村(読み)にしおおやまむら

日本歴史地名大系 「西大山村」の解説

西大山村
にしおおやまむら

[現在地名]浜松市大山町・和光町わこうちよう

東大山村の西、はな川流域に位置する。西は和地わじ村。松平忠頼領郷村帳に大山村とみえ高一〇五石、田七町五反余・畑一町一反余、ほかに大山だいせん寺領四石余。慶長一五年(一六一〇)の水野重仲知行割帳でも大山村として高一〇五石。正保郷帳に西大山村とみえ、高一〇五石(田九〇石・畑一五石)。東大山村が和地村から分離したことにより、西大山村に改称したのであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android