西大沼村(読み)にしおおぬまむら

日本歴史地名大系 「西大沼村」の解説

西大沼村
にしおおぬまむら

[現在地名]深谷市西大沼

上唐沢かみからさわ川左岸の低地に位置する。中世大沼郷のうちで、のち大沼村となるが、寛永二年(一六二五)東大沼村・西大沼村に分村したという(郡村誌)。東は東大沼村、西は曲田まがつた村、南は深谷宿。深谷領に所属(風土記稿)。文明九年(一四七七)五月二六日の県道忻書状(鑁阿寺文書)によれば、道忻は県式部丞の病気平癒祈願のため「大沼郷之内橋本給分」を下野鑁阿ばんな(現栃木県足利市)に寄進したと「三島同宿中」に報じている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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