西大沼村(読み)にしおおぬまむら

日本歴史地名大系 「西大沼村」の解説

西大沼村
にしおおぬまむら

[現在地名]深谷市西大沼

上唐沢かみからさわ川左岸の低地に位置する。中世大沼郷のうちで、のち大沼村となるが、寛永二年(一六二五)東大沼村・西大沼村に分村したという(郡村誌)。東は東大沼村、西は曲田まがつた村、南は深谷宿。深谷領に所属(風土記稿)。文明九年(一四七七)五月二六日の県道忻書状(鑁阿寺文書)によれば、道忻は県式部丞の病気平癒祈願のため「大沼郷之内橋本給分」を下野鑁阿ばんな(現栃木県足利市)に寄進したと「三島同宿中」に報じている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む