世界の観光地名がわかる事典 「西安の鐘楼」の解説 せいあんのしょうろう【西安の鐘楼】 中国の陜西(せんせい)省の省都、西安(せいあん)(シーアン)の中心地にあり、明時代の1384年、西大街の広済街口に建てられ、鐘を鳴らして時を告げていた建物。大雁塔(だいがんとう)と並ぶ西安のシンボルであり、1582年、東西南北に延びる大通りの交差点に移築された。ここを起点とする4つの大通りが、それぞれの城門に通じている。外観は3階建てのように見えるが、実際は2階建てで、釘を1本も使っていないのが特徴である。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報