西安寺(読み)せいあんじ

日本歴史地名大系 「西安寺」の解説

西安寺
せいあんじ

[現在地名]大飯町岡田 上町

岡田山と号し、臨済宗相国寺派。本尊千手観音。「若州管内社寺由緒記」は、永禄二年(一五五九)京都相国しようこく寺七八世玉諸の開基とする。寺伝では天正(一五七三―九二)初年頃火災にあい、玉諸が再建したという。「若狭国志」は「治部少輔本郷泰栄造立」と記し、また本郷泰栄墓について岡田村西安寺にあり、泰栄はあるいは泰茂とも記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む