日本歴史地名大系 「西安寺」の解説 西安寺せいあんじ 福井県:大飯郡大飯町岡田村西安寺[現在地名]大飯町岡田 上町岡田山と号し、臨済宗相国寺派。本尊は千手観音。「若州管内社寺由緒記」は、永禄二年(一五五九)京都相国(しようこく)寺七八世玉諸の開基とする。寺伝では天正(一五七三―九二)初年頃火災にあい、玉諸が再建したという。「若狭国志」は「治部少輔本郷泰栄造立」と記し、また本郷泰栄墓について岡田村西安寺にあり、泰栄はあるいは泰茂とも記す。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by