西島牧村(読み)にししままきむら

日本歴史地名大系 「西島牧村」の解説

西島牧村
にししままきむら

明治三九年(一九〇六)より昭和三一年(一九五六)まで存続した村。明治三九年四月永豊ながとよ千走ちわせ江泥辺えとろへ原歌はらうたの四ヵ村の合併により西島牧村となり、二級町村制施行。同年の戸数五〇八・人口三千三八〇(島牧村史)。同四二年賀老がろう地区に入地(同四五年まで)。明治四三年の水産業家数は主業三〇六・兼業二四、船五六二、鰊建網六六・鮭建網一・鱒建網三・鰊刺網一千八一四(後志支庁管内概況)。同年千走に官設駅逓設置。同四四年の畑地は民有六三七町八反余・村有一七町三反余、田地は民有三反余、山林は村有一六三町四反余、牧場は民有で二七町二反余、現在戸数五四三・本籍戸数六一二・出寄留数一一〇・入寄留数四五、現住者三千二八八・本籍三千四〇〇、職業別戸数では農家八五・漁業一四二など、牛三・馬三八、鶏五五八、川崎船七・保津船二一〇・伝馬船一五八・磯船二五八、物産は大豆・馬鈴薯漬菜・大根・茄子・粟・鯣・胴鰊・実欠鰊・鯑・鮑・鰈など(島牧村史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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