西川登竹細工(読み)にしかわのぼりたけざいく

事典 日本の地域ブランド・名産品 「西川登竹細工」の解説

西川登竹細工[竹工]
にしかわのぼりたけざいく

九州・沖縄地方、佐賀県地域ブランド
武雄市で製作されている。真っ直ぐに伸びた淡竹から細い竹ひごをつくり、自然のしなりを利用して編み込まれた竹細工。約200年ほど前から始まったといわれる。農業用や漁業用、台所用品として、人々の生活に欠かすことのできない必需品だった。昭和初期には一大産地であった。現在では、竹の美しさを強調した花器照明などの装飾品がつくられている。佐賀県伝統的地場産品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「西川登竹細工」の解説

西川登竹細工

佐賀県武雄市で生産される竹製の工芸品。明治時代初期から製造が続く。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android